最近読んだ雑誌など…

新年1発目として私がここ最近読んだ雑誌などをダラダラと紹介して書いていこうと思います。まずは
   アニカンVol31(1月1日配布)
http://www.anican.net/modules/news/article.php?storyid=87
この中から私が注目したのは1月からスタートの「まなびストレート」を制作しているufotableのインタビュー記事。ufotableと言えばフタコイやコヨーテなどちょっとひねったアニメを作る集団。個人的には好きな制作集団なんですよ。とは言っても、どういう集団なのかわからない。そこで全貌まではいかないまでも、せめてCLAMP程度までは迫れたりいいなと思い注目してみた。
まず、少なくとも5人以上のメンバーはいて、撮影部という部署まで存在することがこのインタビューでわかった。そして監督が「チームまなび部屋」になっていて1人ではない。こういう体制についてはメンバーの近藤氏は何度でも出来る体制ではないと理解して、作品においていい結果が出てることを言っている。そもそもこういう体制にしてるのは

「小笠原篤というアーティストの才能を生かして何かやろうよ」

という大きなお題目があるということ。
さて、。そんな大きなお題目は雑誌のピンナップから始まり漫画連載を経て3年の時間をかけてのアニメ化。
そんなアニメ化のコンセプト(かな?)として元のピンナップのイラストを生かす方向からスタートした。髪の毛のグラデーションからスカートのチェック模様まで。これが作業的にすごい物量になり、普通のアニメの2〜3倍の手間がかかることに。さらに大変なのは背景。キャラクターの細かい設定に合わせるためにも大変だったそうで、色数、情報量を多くすることから始まった。さらに

陰を落とすのでも、真っ黒にするのではなく、陰の中の色を置くようにしてもらってます。背景そのものはリアルな画風なんだけど、色で可愛らしく見えるように。

なるほど、陰1つにおいてもそこまで力を入れてることからも、作画面ではかなりの苦労があるようだ。
さて、ストーリーにおいてはかなり地味なものが用意されてるようだ。彼らが得意とするぶっ飛んだスト−リーが書ける金月龍之介という脚本家がいるにもかかわらずだ。ただ、このインタビューを読んでる限りはストーリーを重視した絵ということで、それなりのストーリーが用意されてるのだろう。ここは見所の1つかもしれない。
ただ、気になる設定があって

生徒会を通じて学園生活を充実しようとする高校生たちの…

あれ?どう見ても小学生の設定だと思ったのだが…。どうやら「○○○○ろ」との差別化を狙ったのだと思われる。個人的にはあまり気にしないほうがいいと思うのだが…。



ここまで読んでるとかなりの期待が持てる作品だが、ufotableとして今までの作品の作り方を考え直す作品にしたいそうだ。例えばデジタル化について近藤氏は

どこまでデジタル技術が進んでも、結局、アニメは人が手で描くものじゃないですか。デジタルっていってもコンピューターが勝手にやってくれるわけではないし、結局、デジタルのスタッフはデジタルのスタッフで、フレーム単位でレタッチを入れたり、マスクをきってはめこんでいったりね。そういう手作業をスタッフがどこまでこだわってやれるか、という問題ですね。

うーん、デジタルデジタルって言っても結局は大事な部分は手作業なんですね。そういう部分はこれからも変わってほしくない部分だ。
最後にこの業界について近藤氏は

アニメって、システムが良くできてるんですよ。どんな演出や、どんな絵描きが入っても、45〜50点ぐらいはとれるようになってるんです。間違っても20点にはならないようなシステムが出来上がってる。その代わり、80点以上を取ろうと思うと大変なんですよ。それ以上先に進むにはシステムそのものを壊すしかない。だから、スタッフ同士のせめぎ合いには意味があるんですよ。ルーティンワークでつくってると平均点はとれるけど、そこまでで終わり。僕はシステムを壊すという作業を外に向かって延々と続けてるような気がします。

確かに、さすがに「ヤシガニ」や「キャベツ」は20点レベルであっても、普通にやっていれば平均点は取れるようにはなってる。その中で個々の好みによって優劣がつくわけで。
この作品には80点以上取れるような環境は整ってると私は思う。もし、この作品が成功すれば、こういうやり方が外に向けて発信される。さあ、彼らは今のシステムを壊すことができるのか?それはOAを見てからのお楽しみ。
http://ufota796.rsjp.net/manabi/

追記:あとはキャスト次第なんだが…。学美と桃葉の中の人の出来がポイントになる


   アニカンR MUSIC
http://www.mangaoh.co.jp/php/data_product.php?&i_prd_code=134346
さて続いては先月やるつもりが、忙しくてこの時期まで延びてしまったこの雑誌。
内容は主にアーティストのレビュー&アーティストのコラム&なぜか歌詞カードの構成。一瞬、この歌詞カードがアニカンHitsの代わりかと思ったくらいだ。
まずはコラムなんですが、コラム面白かった人ベスト3
 第1位 大槻ケンヂ・・・コラム書き慣れてる
 第2位 高橋洋子・・・趣旨に沿ったコラム。興味を持ったから
 第3位 茅原実里・・・こちらも書き慣れてる
あと、ラムズ所属の人間は必ずこの雑誌を持ち上げてから書くという特徴があったw 
さてこの雑誌のメインとしてはALI PROJECTのメンバーロングインタビューなどがありますが、私が注目したのは一流ライターの斉藤剛士。
今回、一流ライターは水樹奈々の“アオイイロ”という曲のレビューを担当した。どうやらこのライターはアオイイロのPVの制服姿がイケてることをこう表現した。

本職・声優でないタレントがアニメのメインキャストで使われると、アニメファンに受が良くないことがある。「作品が壊す」と。気持ちは分かるが、逆に声優のグラビアやPVを門外漢が見ると、違和感を覚えることも。見た目普通のお姉さんが、グラビアっぽい衣裳や状況に馴染んでない感じ?ファンが喜ぶなら全然OKだけど、グラビアだって本来、写ればいいだけの仕事ではないのだ。  

…うーん言いたいことは分かるんだけど。この文章に対して違和感を私は感じる。とりあえず、見た目普通のお姉さんってのはカットしてもらおうかw
それよりも音楽についての雑誌で、どうしてPVの話をするんだ?という根本的な突っ込みをしなければならない。さすが一流ライターだ。
結局は
   ・さわやかでキュートなナンバー
   ・等身大の水樹奈々
ってことが言いたかったみたいだ。Justice to Believeを書いたライターがしっかりと書けてるだけにダメっぷりが余計に。


さあこんな一流ライターでもコラムはどうなんでしょう?そのコラムのタイトルは「アニソン偉人伝」大きく出ましたね。
今回はこのコラムの内容は書けません。だけど、一流ライターにはこういうことを常に頭の中に置いて取材をしてくれと私は言いたい。このコラムはよかった。