ライトノベルのメディア展開

こんなことを考えてみた。
ライトノベルが原作の作品はアニメ化→コミック化という流れが最近の主流。ある作品がコミック化され、ちょっと読んだ時に違和感みたいなものを感じた。「なんか違う…」
よく考えてみた。ライトノベルの作品をアニメ化する時一番ベースになるのは挿絵のイラストだ。ここがベースになる。で、コミック化される時にベースになるのはアニメの動画であろう。
動画をベースに絵を描くことに加え、読者(ユーザー)がイメージしてる絵っていうのがある。こう色々考えてみると、ライトノベルのメディア展開の流れで、苦しい立場にあるのはコミック版の漫画家なんじゃないの?って思った。コミック化→アニメ化という流れになれば漫画家だって少しは報われると思うのだが、今の流れでは無理な話である。



こんなこと考えてたら、先日発売された

オトナアニメVol.3 (洋泉社MOOK)

オトナアニメVol.3 (洋泉社MOOK)

で、渡部高志監督が全く違うことを言ってた。

漫画は極端なことを言えば、漫画のコマを参考にします。観客もそれを求めていると思うので。そこが違いですね。ライトノベルにも挿絵というのはありますけど。それこそ本文に書かれている、文章に書かれている情報のほうがずっとはるかに多いのでそこまで意識はしません。

あれ!?挿絵ってあまり意識しないんだ…?では、ライトノベルの作品をアニメ化するという点でどういうことを注意してるのだろうか?

ライトノベルをアニメ化するときに重要なのは、小説を読んで自分の頭に浮かんだ映像が、多分スタンダードな解釈だろうと信じることなんです。頭の中に浮かんだ、読後の、もしくは読中の映像の再現を頭の中で編集して、脚本の描いてるシーンと、自分が原作読んだときのベースにあるイメージをどう合致していくか考える、という作り方ですね。

うーん、こう考えるとスタッフ全員がある程度のイメージってのを共有させないといけない。こう考えるとライトノベルのアニメ化ってのも大変そうだ。そして漫画家もある意味大変そうだし…。ライトノベル作品のメディア展開って難しいんだね、そう感じた。
まぁアレだ
    こういうこと考える作家って凄いなあ…
ってことですよ。
でも、漫画家の立場からの話も聞いてみたいだよなあ。