ココロコネクト ヒトランダム

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

高校の文化研究会で起こった男2:女3による「人格入れ替わり」の話。単純な入れ替わりだったらよくある話なんだけど「人格」が「身体」に染み込んでたとすると…。主人公の太一がどう乗り越える解決させるか。おうおう!青春してますなあー!

最初のほうは「どうかな?」って感じでしたが、話が展開していくうちに入っていって面白い作品だなと感じました。ラストのほうで含みを残す流れってのが少しわからなかったのですが。あと、頭を整理して読まないと。例えばAの身体にBの人格がってように、読む側も混乱しそうなので。
この作者は「ぼくらの」をインスパイアってのか意識して物語を作ったのかなと思った。人格入れ替わり時に登場したふうせんがずら=コエムシと被るようなイメージを持ったので。
メインの5人ってのは個性のある5人だけど、現代の考え方だと「我の強い」って定義は少し変わってきてるのかなって設定の背景について考えたわけで。
人格入れ替わりが始まってからのタイムラインを追わせたり意識させることってのはあまりなかった。そこよりも人格が入れ替わらない時のやりとりってのが話のツボであり読ませたい部分だと思いました。