リスアニ読んでアニソンファンは誰とも融合しないと考えたことについて

- 出版社/メーカー: ソニー・マガジンズ
- 発売日: 2011/01/25
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日本レコード協会の会長が何も分析しないでその挨拶をしたのなら、音楽業界ってのは本当に沈むと思う、配信がどうのこうのとか関係無く。成熟のその先ってのがアニメとアイドルとの融合で打開するって言われても、業界内では有益なように見えてもファンレベルではその2つをくっつけても誰も得しないって思うのだが。
まずは例を出さないと難しいのだが、渡り廊下走り隊を推したい気持ちはわかるのだが。
何にも知らない人に「青春のフラッグ」を聴かせてみましょうよ。「これは4コマ漫画を主体とした学園モノのゆ〜るいアニメのOP曲だよ」って言ったらたぶん信じます。しかもカップリングが「軟体恋愛クラゲっ娘」ですよ
じゃあ聴いてみましょうか。
で?
聴いた率直の感想が、「全くそんなイメージがしませんでしたがどういうことですか?」まあテレ東のきらレボっぽい枠のタイアップ程度ですかね。
ここから変な方向にヒートアップするのですが。AKBはサイリウム100%でウルトラオレンジ率が1割にも満たないとか、AKBのライブではミックス打つがスフィアのライブでは明らかに打てそうなところで打たないって。ここでなぜかスフィアが槍玉になってますが、オファーを受け入れてくれない苛立ちのようにも感じます。さらに聞き手がここで超定説をぶち上げる。
最近、スフィアのファンと話したのですが、彼らもやっぱりアイドルのことは気になっていて。けど、例えばももいろクローバーのライブに行きたいと思っても、作法がわからなくて、アウェイすぎてなじめないって言うんです。
そ ん な 話 聞 い た こ と な い
アイドルのことは気になる→毎日のようにすり込んで洗脳気味に入ってくるのだからそりゃあ知識程度には身につくわけで。さて、ももクロについてですが、この次の座談会で副編集長がこのように言ってる。
曲としては評価しても良いと思うけど、アニソンとしては最低の評価じゃないのかな。気持ち悪いくらいのレコード会社によるねじ込みとアニメ本編と合っていないことが全て。あれだったら挿入歌扱いされてる「ツナグキズナ」のほうがアニメとマッチして評価できると思うが。どこを見て受け入れられてると言ってるのかが信じられない。
まだ韓流との融合とか言えばどんな面白い論説が繰り広げられるのか期待してたのだが(まだこっちのほうが見え見えの思惑満載で面白い…ネタとして)、同じようにニッチな業界のアイドルとの融合ってのはちょっと受け入れられない。明らかに一部の人間による思惑と俺たちがムーブメントを起こしてるんだ!ってことしか見えてこない。何よりファンの喜ぶ姿が見えない。
アニソンってのはもともと細分化されたジャンルであって、今の成熟した状態が更なる細分化を生むって説があるけど、アニソンの市場規模って昔からある程度の大きさで推移してると考えてる。これは邦楽市場が勝手に沈んでる逆にアニソンが浮き出してるのだけで、細分化してるとは思わない。むしろ異文化流入によるよくわからない肥大化のほうが深刻で、余計な肉を落とす時期が来るのではってジェネオンの川瀬プロデューサー同様考えてるのですが。
あと聞き手のこのライターは昔榊原の騒動の時暴徒化するファンと同時にヲタ芸全否定してたような気がしてるのですが…。そこらへんの考えがブレてるんだよなあ。
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さて余談だがこの対談でスフィアのライブって大変なんだなあ…いやそれくらいは必須項目だよってどっちだろうってことが。まず前提としてももクロとAKBを起点に声優ファンと新しい交流はしたくないってことを。
スフィアはサイリウムが大変だからなあ。4色持って青が必須、白もかな?
これ見るとサイリウム持つ気が失せる。丸腰おkだな
必要です。でもスフィアの現場はもっとカオスになりそうですよ。古参のファンと新規のファンの対立が起こったり、サイリウムのルールも変わるかもしれない。
えっ!?
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