アニサマ感想戦:果たしてアニサマどのように自分の目に映ったのか

ここからが本番ですよ。
初めてのアニサマ、「そこまで悪いイベントではなかった」って感想。自分が抱いていたイメージ以上に高揚感や祝祭感が半端なく出ていた。そうさせるのもハロプロ形式のやり方が出させてるのかなって思ったりする。そういう部分はソロライブでは味わえないところ。
アニサマのポイントとして「MCにおけるスタンスの違い」ってのが表れていて面白かった。その象徴がTMRの「宣伝なんかしたら恥さらしだ」発言なんだけど、これに対する称賛の声があるみたいだが、あの発言の前提として「呼ばれてきた人間が」って部分が抜けていて、そこを言わずに他と同列で語るのは間違ってるわけで。
こういうスタンスでMCしてたのが、BREAKERZでありkalafinaもゲストとして呼ばれた寄りのMCだったなあ…。私はライブのMCで宣伝することを否定する気はない。ただ、露骨なやり方には萎えてしまうし、「○回目のアニサマでこのステージで成長してるように感じます」みたいなお約束のコメントされても、そんなステージじゃないだろボケ!って言いたくなるし本当に残念な気持ちになる。そういうことを色々含めてMCはヘタクソだった。
これってアーティストの育ってきた環境、過ごした環境の違いを考えさせられるシーンであり、アニサマもそうだけど、アニソン業界が今後乗り越えないければならない壁のように思えた…深い河じゃないことは確か。
ところであの後に奈々ちゃんは東京ドームの宣伝をしたか?ってなると…しないと思う。宣伝する必要が無いし、多分そこが若本御大が絶賛してる理由でもあるんだけどね。



  ・曲の扱い方→×
これはメドレーとかは仕方ない(それでもかなり不満だが)けど、両日とも曲のシュートバージョン、TVサイズが目立った。物足りなさ以上に出演者への配慮ってのか曲に対するリスペクトが足りなかったように思える。やはり1曲フルコーラスで聴いてナンボなので、フルコーラスにこだわってほしい。あのアレンジってのは可哀想でありこれを受け入れてでも出たいものか?って言われると…どうなんでしょう。

  ・コラボレーション→○
このイベントの諸悪の根源とされてたコラボですが、条件付きで。オープニングに持って来ることで祝祭感や高揚感が一気に出るのでそういう意味ではアリだと思う…ただしアーティストと選曲次第だけど。初日のMay'nと影山が全く接点が無い“Butter-fly"を歌われても「なんやこれ!?」で一気に萎えることもあるから難しいところ。あとは初日の“惑星のランデブー”みたいに客席の適応力が見れる場面もあるから違った意味でも楽しめる。

  ・演出とか構成→○
何が凄いってステージ転換の速さ、あれだけ短い時間で変わることにびっくり。飽きさせないボーっとする時間を作らない努力は評価すべきところ。
呼び込みの演出でアニメ映像が使える場面がいくつかあったり、使えない時はイメージ映像でしたがかまってちゃんもももクロも演出では間違ってない。ただし、PVネタのマギー一族エスパー伊東を出したfripSideは来年も同じような演出をやったらクソ演出ですぞ。
ハロプロ形式だと5時間が限界だと思う、曲数がどうとかじゃなく客席の活動時間が限界。休憩時間はあっても問題ないけど、無くすのだったらステージ転換の時間は長くしたほうがいい、アリーナでもスタンドでも動きにくいから。

  ・シークレットは必要か→△
自分の予想が大外れしたからではないが、個人的には×にしたかった。ただ一流のアーティスト様の力で盛り上げてほしいことも本音。客席の需要を満たすゲストはもう出尽くしたはず…HTT?ないない。ネタとして言っていたあのフレーズを思い出した、アニサマの客層は中東で10万人のコーランが3万人のウルトラオレンジに変わっただけ。そりゃあゲスト様にしたら完全アウェイですよ。

  JAM PROJECTは2日間必要だったか→×
即答、どっちでもいい。だって座って寝てたから。アニキのMCのおかげでこいつらのダメっぷりがよくわかる結果になった。初日の“SKILL”でアニキを呼べなかったのは両者に何かしらの溝があるのかと推測。


色々語って一番深刻なのはGRANRODEOがMCで遠回しに言っていたのだが、どうも「アニソンを歌わなければならない」って空気になってること。“フェス”を名乗るのだったらそこはもっと自由であるべきだと思うし、逆にアニソン縛りにするとつまらないイベントになるのでは?って感じてしまう。ノンタイアップでも違う感じの曲でも同じように楽しめるはずなのに…アニメソングってのは比較的自由なジャンルだったはずなのにファンが圧力をかけたり縛ってしまうのは音楽が好きな私にとってはうーん…って感じてしまった。まあ、アニソンって言っても実は私も知らない曲も多いわけで(特に初日)知らなくても楽しめるものは楽しめるわけで。なんか予習サイトってのもそういうための存在かなって推測したり…難しく考えすぎですな。