リスアニの世代交代と隔靴掻痒 #LisAni

季刊石P批評へようこそ(挨拶)
隔靴掻痒ってのは思うようにいかなくてもどかしいこと。

今号の見所はアクセル・ワールド特集かな。特に浅倉大介×八木沼悟志対談が面白い。ちょっと八木沼がリスペクトしすぎてるのが気になるけど、そこよりも1周回って大ちゃんが活き活きしてるようにインタビューから感じた。ジャンルや世代は違えど刺激を受けて仕事をしてるところ、何より若い!って感じる。
OP絵コンテ監督の人がMOONSHINE DANCEを推してるのだけど…

大ちゃん今のほうが若いよなあ…一瞬厨二っぽいなあって思ったことは内緒wところで貴水博之って何してるの?

さて、本題の石P批評ですが。今回はアニサマでの水樹奈々JAM PROJECTの辞退からの「世代交代」とミクさんについて正しく報道されないって話。後者については…なんかこの話はブーメランのように感じるので割愛します。
確かに音楽からアニメに入るファンってのはごく少数だと思う。仮に入るとしたら主題歌からしか道は無い、劇伴から入るって聞いたことがない。昔はランキング番組で曲が流れる→気になってCD借りる→聴いたら良かった。って情報の大きな入口ってものがあったが今は小さな入口は多いけど入口を見つけるアンテナが機能してなく、音楽に触れる機会ってものが失われてるってことが音楽離れに繋がってると感じる。

A FESはアニメ村の民にロック村で培ってきたものでアプローチするフェスでしたよね。ある種の異端というか。まあ、でもアニサマ本来は、従来の音楽カルチャーの対抗軸として生まれたカウンターだったけれども、これだけ業界が発展してアニソンだけのフェスが生まれた結果、そのアニサマがアニソン業界の中で最も保守本流であってくれ、という逆転現象が生まれた。とにかくアニメ作品に寄り添った音楽をやってほしいという空気は、やっぱりアニソンファンの心理として、作品との強い親和性に気持ちよさを感じるのが根本だからなんでしょうね。

なんかアニサマ誕生の経緯が歪曲されてるんですが…業界内の架け橋として生まれたイベントでしょ。対抗軸として生まれたカウンターが今ではその業界内での対立軸が増えたってことについてはどう考えてるのでしょうか。
で、この話はアニメから入ろうが音楽から入ろうが結局はアニメ本位にあると思う。アニサマは保守だ!とかA FESはアニサマから見て対抗軸となる存在って話をしてないのです。要は曲で盛り上がったら勝ちなんですよ、ただあの場で盛り上げるのは相当至難の業だと思いますが。
その…アニソンだけ歌え!って思想はちょっと違うと思うし、そういう空気になってることはアニサマの根本的な問題だと認識してるのだが。だからアニメ主題歌、挿入歌、ゲーム主題歌、ノンタイアップとか序列を作ることは間違ってるわけで。そういう音楽の部分では平等であるべきだと思ってる。まあ、アニサマは持ち歌が絶望的に足りない人間が多いってことを前提にして組んでるからねえ。


で、「世代交代」をアピールしてる話だが、世代交代ってのは意図的に仕向けるよりも勝手に変わるもので…この業界の未来ってのは何が起こるのか正直分からない。一寸先は闇って業界だから。でも石P的には世代交代したいらしい。

ただ、僕はね世代交代は完了していないけど、徐々に進んでるとは思ってます。声優さんが次々ソロデビューしてる現状がそうですね。昔は声優さんはあくまでも中の人、表に出る仕事ではなかったけど、今はもう声優になることとアイドルになることがイコールで繋がってますから。

声優のソロデビューは売れないCD売り上げの切り札的存在で使われてるように思うのだが…あまり本人の意向と関係ないレコード会社の思惑が全開なソロデビューが多いのですが。
前にアニソン黄金伝説で言うところの声優のマルチな活躍なんだけど、声優=アイドルって捉え方するのはかなり間違ってるしネットの情報に惑わされすぎ。まあ、そういうところは我々ファンも最近の業界には隔靴掻痒って感じなんですけどね。

もしかすると、悠木、竹達、花澤が新御三家と呼ばれるかもしれない。
「光明は見えてるんです。あとはちゃんと育てていけるかどうか。アーティストもファンも今は試されている時期なんだと思います。」

   無いわー